中村隆太郎のアニメ作品に関する情報
中村 隆太郎(なかむら りゅうたろう Ryutarou Nakamura)は、アニメーション監督、演出家。
きわめて高密度な画面作りと、虚実の境目を突くようなリアリティが特徴。その分作品が演出よりの構成を持つため、単純なストーリーテリングを求める向きには理解しにくい作風といえる。監督作では実験的な映像演出も目立つが、むしろ突出した映像感覚を持つ職人演出家としての評価が極めて高い。
中村作品に登場するコンピュータ画面は説得力に満ちており、特にlainにおいては他のスタッフの趣味も含めそれが極端なほどに反映されている。
マッドハウスで作画を手がけた後、1986年にフリーの演出家になる。 この時期に出崎統の影響を強く受け、原作改変・独特の映像感覚などはそれによるところが大きい。
1994年『グスコーブドリの伝記』で監督デビュー。『レジェンド・オブ・クリスタニア』を除き、一般的な知名度が低い作品ばかりに関わっていたため、マイナー的存在だったが、初期作品の頃から好きな人には熱狂的なファンが多い。1998年にカルトアニメ『serial experiments lain』を監督し、一躍脚光を浴びる。